「ごぼうと言えばあじかん」創業60年を超える老舗企業、株式会社あじかんがE-GrantとCRMに取り組むようになった理由とは?
INDEX
・「あじかんと言えば」という柱としてごぼうに着目しました
・過去の実績から細かい気遣いまで、E-Grantは信頼できると確信
・今後のE-Grantに期待していること
【「あじかんと言えば」という柱としてごぼうに着目しました】
ーーまずはじめに、会社概要について教えてください。
(西村さま)
株式会社あじかんは創業61年ほどになります。元々業務用の玉子焼を主体としていて、お寿司屋さんなどに卸していました。そこから更に味付けの干瓢や椎茸の要望などももらって提供していたんです。転機となったのは2010年、社内でごぼう茶の事業を立ち上げることになりました。初めから通販でやっていこうというわけではなく、ドラッグストアやスーパーなど幅広く販売経路を検討していました。
徐々にメディアにも取り上げられるようになり、インターネットでごぼう茶が話題となってきたことからECに力を入れていこうということになっていったんです。
CRMもメルマガなどを送っていたのですが、手探りで「やって満足」という状態でしたね。
ーーなるほど、どうしてごぼう茶をやろうと思ったんですか?
(西村さま)
中国に味付けの干瓢などを作っている工場があるんですが、そこできんぴらごぼうも総菜として作っていたんです。そして弊社の上層部が中国出張でごぼうの畑を見学し、その畑の近くの食堂で、たまたまごぼう茶が出てきたんです。「これはいいんじゃないか」ということで商品化をしてみよう、というのがきっかけになっています。
もっと言えば、各メーカーには強みとしている商材がありますよね。お客様にとって「あじかんと言えば」という柱になる商材を何か打ち出したかったんです。そこで、ごぼうに目をつけてごぼう茶を販売することを決めたという経緯があります。
【過去の実績から細かい気遣いまで、E-Grantは信頼できると確信】
ーーE-Grantの話を聞こうと思ったきっかけについてはいかがでしょうか?
(中田さま)
実は5年ほど前に山崎さん(担当コンサルタント)からステップメールの提案をもらっていて、効果が出たことから「E-Grantさんすごいよね」という声は元々社内に上がっていました。
それからも営業ではなく、定期的に山崎さんから「何か困ってることないですか?」とちょくちょく連絡をもらっていました。今回インフォマ施策を開始してから新規は順調に伸びていたものの、全体のF2転換率が低い、LTVが上がらないなど、なんとなくうまくいっていないという課題を抱えていまして、そのタイミングで山崎さんから電話をもらい相談させていただきました。
ーーでは、実際にE-Grantのコンサルティングを受けようと思ったのはどういう点にありますか?
(中田さま)
山崎さんに相談したところ、F2転換が何故下がったのか、LTVが上がらない要因はなんなのか、というスポットの観点だけではなく、そもそもユーザーに対する全体のCRMの設計が不足しているので、あじかんとしてユーザーとどう向き合うかCRM戦略全体の設計をしましょうと提案を受けました。弊社にそういった視点もなかったですし、そのビジョンが実現すれば面白そうだとワクワクしたことを覚えています。
また、営業だけ頑張って本稼働になったらイマイチみたいな会社さんもいる中でE-Grantさんは過去の実績やその後のコミュニケーションからみても絶対に伴走してくれる信頼できるパートナーさんになると信じていました。
(西村さま)
現場からこういう取り組みについて話が来ても、即通すということはありません。他社比較は?その会社で本当に大丈夫?という確認をして現場が本当に信頼している業者なのか、本当に実現したいのか否かを判断しますが、E-Grantさんの件に関しては100%信頼していることが伝わってきましたので、それならやってみようということになりました。
ーーありがとうございます。実際にお手伝いさせていただいている中で率直な満足度を教えていただけますか?笑
(中田さま)
実際に入ってもらって約半年ですが、カスタマージャーニーマップを作成しそこから導き出した施策を実装したので、すぐに数字的な成果も出てますしわからないことを教えていただいたり、本当に伴走してもらっているので完全に満足しています!
ーーそう言っていただけて嬉しいです!私たちが入ることによって何か変わったことや生まれたことなどはありますか?
(西村さま)
数字という面だけではなく、実は社内のメンバーがCRMに関する興味関心が上がったことも会社視点で見た時にE-Grantさんと連携してよかったと思っています。
どの通販企業さんもそうだと思うのですが、弊社は新規獲得とCRMのメンバーが別れていまして新規メンバーはとにかく新規の数やCPA/CPOが重要指標なのですが、E-Grantさんと取り組みを行う中でCRMチームだけではなく新規のチームもE-GrantさんとのMTGに入りたいという話から一緒にLTVやF2転換率に関しての勉強会に参加したり全体の報告の内容もCRMの指標が入ってきていたりと会社全体でCRMへの取り組み意識が変わってきたことは非常に大きいと思います。
ーーありがとうございます。その中で特に印象に残っている施策などはありますか?
(中田さま)
今までは「これをやった方がいいんじゃないか?」というように感覚的にCRM施策を行ってしまっていたのですが、改めてカスタマージャーニーマップを作ることで、その仮説から課題に対する施策に落とし込むということが出来るようになりました。
先程の話とも重複してしまいますが、こういう取り組みを通じて部門全体でCRMと向き合うことが出来ました。
【今後のE-Grantに期待していること】
ーーこれからE-Grantへ期待することは何かありますか?
(中田さま)
本当に今のまま伴走をお願いします!という感じです!笑
(西村さま)
無限にCRMがある中でF2~F3の整理ができたら、その次のF3~F5、F6~F20等どんどん深堀ってもらえればと思っています。
ーーでは最後に、E-Grantはこんな企業様におすすめです!という点があれば教えてください。
(中田さま)
CRMに力入れたいけど人が足りない、というフェーズの企業様にはおすすめ出来ます。
(西村さま)
何していいかわからない、成果指標が見にくい、PDCAの回し方が分からない…また、うちでのこづちなどを含めてツールを入れて満足してしまっている企業や自己流でやってきてそれが正だと思っている企業にはおすすめします。
実際CRMを行っているという企業様の話を聞いても、すべてのユーザーに対して一意的な施策を行っているように思います。CRMは我流でやってしまうとどうしても大雑把な施策になってしまうので、正しくユーザーコミュニケーションを取るという事を考えても絶対にプロに依頼したほうが効果的だなと思っています。
ーー本日は貴重なお話をありがとうございました!