LTV
LTVとは、Life Time Value の略で、日本語では顧客生涯価値などと略されることがあります。自社の顧客が初回購入を行ってから、生涯に渡り商品やサービスを購入した金額を表す指標のひとつで、CRMの指標のひとつとして重要な指標とされています。
EC通販業界では、顧客ライフサイクルの初めから終わりまでを計測する方法ではなく、特定の期間、顧客との取引開始から1年間の期間におけるLTV、というように期間をきって試算することが一般的です。新規顧客獲得だけに注力するとLTVが低く、安定的な売上げを作ることが難しい為、リピーター獲得を視野に入れて、LTV指標でCRM施策を行う事業者が一般的と言えます。LTVが高い企業の特徴としては、一般的に顧客ロイヤリティーが高い=顧客の企業に対する愛着が高い企業が多いと言われます。
LTVの算方法としては、いくつか代表的な計算方法があり、EC通販企業にて取り入れている方法は違いが見られることもあります。
・LTV = 全顧客の年間取引額÷全顧客数
・LTV = 顧客の平均購入単価 × 平均購入回数
・LTV = (売上高 – 売上原価) ÷ 購入者数
などがあります。
最新のEC・CRM事例やノウハウ、事業者対談セミナー・記事などマーケティングに役立つ情報をお届けします。